アパートの強度偽装、事前にばれて建築されず(読売新聞)

 京都府八幡市内のアパートの構造計算を担当した1級建築士が、強度を偽装した「構造計算書」を検査機関へ提出していたことが2日、国土交通省の調査でわかった。

 偽装が発覚したため、アパートは建築されなかった。

 建築士は京都府に対し、「偽装はこの1件だけ」と話しているが、構造計算を担当した賃貸アパートなどが、大阪、京都府内などに計119件あるため、国交省は自治体に対して、偽装の有無を調査するよう要請する。

 偽装していたのは、大阪市で「ミレ建築設計事務所」を経営する張武雄・1級建築士(65)。

 発表によると、張建築士は昨年9月、構造計算プログラムで鉄骨3階建てのアパート1階部分の強度を計算。強度不足の可能性を示す警告が表示されたにもかかわらず、印刷した構造計算書に記された警告文の上にテープのようなものを張って消し、コピーを検査機関に提出した。

 張建築士は「再計算が面倒だった」と話しているという。警告文が一部残っており、検査機関が不正を見つけた。

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