<鳥取県営住宅>障害理由に入居拒否 職員処分、管理人解任(毎日新聞)

 鳥取県西部総合事務所は1日、同県米子市両三柳にある県営住宅三柳団地(156戸)で、男女3人が障害を理由に入居を拒否されていたと発表した。うち2人が拒否された際には、県から委託された管理人の求めに応じて、県の担当者が入居当選者25人の障害などに関する個人情報を漏らしていた。同事務所は関係職員を近く処分し管理人は解任する。

 同事務所の発表によると、25人は昨年8月▽12月▽今年1月の入居者募集の当選者。県の担当者が世帯主名、人数、高齢者や障害の有無を記した資料を渡していた。車いすを使っている3人については障害程度を口頭で知らせ、うち2人が入居を断られた。県個人情報保護条例は個人情報の他目的での利用、提供を禁じている。同事務所は「職員の人権意識が希薄だった」と25人に謝罪した。また、昨年6月に当選した聴覚障害者も、障害を理由に管理人から入居を拒否されていた。結局3人は別の公営住宅に入居することになった。

 県営住宅は03年7月から高齢者、障害者、母子世帯などを対象に優先入居制度が導入されている。障害者は、自分で生活できれば単身でも優先される。管理人には拒否したり、個人情報を要求する権限はない。【小松原弘人】

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